「あー全然寝れなかった……」
悩みやストレス、仕事、つい趣味に夢中になってしまった、などなど。
理由は人それぞれですが、共通してるのは「寝不足」
やばい、一睡もできなくて朝になった！
2時間しか寝てない。なんとか起きれたけど、頭回らないよー。
この状態で一日を乗り切れる？それとも休む？
どうする自分！
この記事では、寝不足が私たちの身体と心に与える影響と、実際に仕事を休むべきかどうかをリアルに検討します！
寝不足だとどうなるか
まずは、寝不足だとどうなるか、体への影響をチェックして見ましょう。短期的な寝不足の場合、以下のような影響が考えられます。
集中力が低下する
寝ている間は脳も休んでいます。寝不足だと脳がしっかり休めないので、翌日の仕事の効率が下がって、ちょっとしたミスをしやすくなることがあります。
感情が不安定になる
寝不足だと脳内のホルモンバランスが乱れるので、イライラしやすくなったり、気分が落ち込みやすくなることも。
仕事でよくあるパターンはこんな感じです。
寝不足→ミスをする→怒られる→落ち込む
寝不足→イライラして周りにあたってしまう→人間関係が悪くなる
感情のコントロールができないと、仕事に支障が出てまわりの人にも迷惑をかけてしまいます。
免疫力が低下する
寝不足のせいで体が十分な休息を取れないと、風邪や感染症にかかりやすくなる可能性があります。
電車が激混みの時間帯に通勤している人や、人の多い職場で働く人は要注意です。
寝不足の深刻度をチェックしよう
寝不足の度合いや、その日の体調によって、仕事を休むべきかどうかは異なります。
以下のポイントで自分の状態を確認してみましょう。
身体の症状は？
こんな症状は出ていませんか？寝不足があなたの体と心に影響しているサインです。
- 頭痛：特に前頭部や側頭部に痛みを感じることがある。
- めまい：立ちくらみやバランスをとるのが難しくなる。
- 視力の変化：焦点が合わせにくくなる、光に敏感になるなど。
- 消化不良：食欲の低下、胃のもたれ、胃痛など。
- 心の不調：不安や焦燥感を感じることが増える。
- 手足の冷え：特に末端冷え性として手足が冷たくなることがある。
- 疲れやだるさ：身体全体が重たく感じる、持続的な疲れを感じるなどの症状。
これらの症状が、特に重い場合や長く続いている場合は、寝不足とは別の病気が隠れている可能性があります。医師に相談してください。
今日の仕事の予定は？
重要なアポイントメントや会議が入っていますか？それはあなたが出席しなくても問題ない？
今日のタスクはどのくらい集中力が必要ですか？ミスをしたら多くの人に迷惑がかかるような作業はある？
シフトはどうなっていますか？急なお休みが出た時にサポートしてもらえる体制ですか？代わりを頼める人はいる？
リスクについて考える
急なお休みを取るのは難しいかもしれません。その場合、あなたが寝不足の状態で仕事に取り組むリスクについても考えてみましょう。
物理的な危険
仕事が機械の操作、運転などの危険を伴うものの場合や、自動車、バイク、自転車を運転して移動をする場合、寝不足はリスクを高めます。
寝不足で集中力や注意力が落ちていると、大きな事故につながる可能性があることを考えてください。あなただけではなく、あなたのまわりの人にとっても危険な状況です。
判断力の低下
重要な決断をする必要がある場合、寝不足は適切な判断を難しくします。
契約内容の検討や現地調査、クレーム対応、発注業など、寝不足で判断力の落ちた状態で大事なことを決めてしまうと後で後悔する可能性があります。
特に契約やお金にかかわる仕事をしている人は注意してください。
寝不足の状態で仕事をするリスクはチェックできましたか？自分とまわりの人の安全のために、体調や業務に不安がある時は「休んでしっかり寝る」ことを考えましょう。
寝不足でしんどい時、何て言って休む？
でも寝不足で休むって、会社に何て言えばいいの？
「体調不良のため本日お休みさせてください。急なお願いで申し訳ございません」
これです。
寝不足と言うのではなく寝不足からくる体調不良。
上長にLINEやメールで連絡が取れるなら、できるだけ早く連絡入れましょう。その時はまず「朝早くからすみません」の一言から始めます。
朝早い時間なら上長がサポートの手配をしたり仕事の段取りをつけてくれます。（それが管理職の仕事！）
始業ギリギリの時間だと、それができずに現場が混乱するのでよろしくです。
また一緒に働く人にも「急なお休みですみません」と連絡入れておきましょう。
翌日は、急に休んだことへのお詫びと感謝を言葉できちんと伝えることを忘れずに。
そして他の人が急に休むことになった場合は、今度は自分が率先してフォローできるようになるといいですね。
まとめ
私たちは誰でも、仕事のストレス、家庭の事情、趣味への熱中、などさまざまな理由で寝不足になった経験があると思います。
寝不足は私たちの体と心だけではなく、日常の生活や仕事に大きな影響を及ぼすことが確認されています。
もし、仕事や生活に影響が出ると感じたら、無理せずに休養を取る選択をしましょう。安全と健康は何よりも大切です。また、無理に働くことで他の人たちに迷惑やリスクを及ぼす可能性も考慮する必要があります。
最後に、もし休む決断を下した場合は、その事情を周囲の人たちにきちんと伝え、理解を求めることが大切です。その後の感謝の言葉や行動で、チームの絆をさらに深めることができます。
そして寝不足にならないように生活のリズムやスケジュールを見直しましょう。
健康と安全を第一に、日々の選択を賢く行ってください。
