毎晩ぐっすり眠って、すっきりと朝を迎えたい。
誰もがそう思っていますが、忙しい毎日の中で良い睡眠をとるのはなかなか難しいことですよね。
そんな時、寝る前の一杯の飲み物が心地よい眠りへと誘ってくれるかもしれません。
この記事では眠りに良い効果があるといわれている飲み物についてシェアします。
ハーブティー
ハーブティーは一般に、心地よい香りと共に心を落ち着かせる効果があるとされています。
カモミールやラベンダーのハーブティーを飲むと、リラックスして眠りにつきやすくなる効果があります。


ホットミルク
温めた牛乳には、トリプトファンという成分が含まれています。
トリプトファンは、セロトニンという脳内物質に変わり、さらにメラトニンという睡眠ホルモンになります。
睡眠ホルモンのメラトニンがたくさん分泌されると、ぐっすり眠れるようになります。

ルイボスティー
カフェインの入っていないお茶は、体を興奮させず、リラックスしやすくするのに役立ちます。
ルイボスティーはそのような種類の一つで、リラックス効果があるとされています。

白湯も効果あり
ミルクやハーブティーがなければ、白湯(お湯だけを沸かしたもの)を飲みましょう。
白湯を飲むことで体内が温まるのでリラックス効果が高まり、寝つきがよくなることがあります。
白湯(さゆ)は水を一度沸騰させて冷ましたお湯のことです。
作り方:水を入れたやかんを火にかけて沸騰したら弱火にして10〜15分くらい沸かしておく。火を止めて、50〜60度に冷ます。
電子レンジで作る場合はマグカップに水を入れて500Wで2分くらい温めます。
寝る前の水分摂りすぎは注意

寝る前にたくさん水分をとると、夜中にトイレに起きる必要があるかもしれません。
これが逆に睡眠を妨げることがあるので、適量を守りましょう。
飲む時間について:寝る約30分~1時間前が理想的な時間とされています。
あまり早く飲むと効果が薄れることがあります。
また、自分に合う飲み物を選び、アレルギーや体調に注意しながら適量を飲むようにしましょう。
ここであげた飲み物については、それぞれ別の記事でもう少し詳しく説明しています。
興味のある人はそちらも読んでみてください。
寝る前には避けた方が良い飲み物
ハーブティーやホットミルクなどの自然な成分は、心地よく眠りにつく助けとなりますが、それと同じくらい大切なのは、どのような飲み物を避けるかを知ることです。
ここでは寝る前にはとらない方が良い飲み物についてシェアします。
カフェインを含む飲み物(コーヒー、緑茶、エナジードリンクなど)
カフェインは興奮作用があるため、寝つきを悪くすることがあります。
アルコールを含む飲み物
アルコールは最初は眠気を感じさせることがあるものの、睡眠の質を下げることがあるためです。
また利尿作用により夜中にトイレに起きる原因にもなります。
砂糖の多い飲み物(ジュース、ソーダなど)
糖分が多い飲み物はエネルギーを提供し、体を活動モードにしてしまうことがあるので、眠りを妨げることがあります。
冷たい飲み物
体温が下がると寝つきが悪くなることがあるため、冷たい飲み物は避けた方がよいとされています。
まとめ
睡眠の質を上げるには、飲み物だけでなく、寝る前のリラックスタイム、適切な寝室の環境、一定の就寝時間の設定なども大切です。
ここで紹介した飲み物と合わせて、ゆったりとリラックスする時間を取ることを習慣にして良い眠りをめざしましょう。


